たそ図書館

読書は好きですか

コンフォートゾーンを抜けるとなりたい自分になる

今回紹介する本は
苫米地英人
1日10分で脳が生まれ変わる

今回の本から得れたこと

・夢を叶える脳の作り方
ホメオスタシスによって、
コンフォートゾーンに戻ってくる
・夢は自分で決められる

夢を叶える脳の作り方

基礎理論は
生まれ変わりの意識

先に、
生まれる変わるの定義は連続性です。

人生とは、
記憶と魂の連続によってできています。

この二つは
イコールではないですが、
同等に感じてしまいます。

それは、
連続性を大切にしているからで、
概念支配の論理を導入しているからです。

ですが、
人生は連続性のシステムの中に
組み込まれています。

なので、今回の生まれ変わりは、
自分の嫌いなところを克服して、
新しい自分に生まれ変わるということです。

そして、自我の判断基準は評価関数によって、
重要性の高い低いを決めています。

重要性は、
過去の自分に対する周りの評価や
まわりの人との関わり合いによって
決まってきます。

この行動を決めている
ブリーフシステムは
情動記憶によって人格を作っています。

また、自我とは、
たった一つの存在を
選び出す部分関数のことです。

ゴールから設定する

この生まれ変わりをするためには、
本当のゴールを設定することです。

過去の記憶からの選択ではなく、
未来から働きかけるによって
ゴールを決めるのがポイントです。

なので、
ゴールから過去の記憶を評価すれば、
失敗することはありません。

そうすると、
未来から情動レベルを
書き換えることになります。

そして、
ゴールの自分が
自我を制約されると

自分のゴールに
縛られた人になる

ことができます。

ですが、
ゴールを失うと人間は死んでしまいます。

ゴールがある ゴールがない
ゴールから何が重要かを決めている 過去の記憶のそばから決めている
スコトーマが外れ、新しいものが見えてくる 過去の記憶の中で重要と思えるものしか見えていない


ゴールの達成の仕方が見えてくると、
目の前の世界が全て
ゴール達成に必要なものだけになります。

また、よくある
引き寄せの法則とは、
ゴールを
引き寄せたわけではない

のです。

ただ、
見えなかったものが
見えるようになっただけです。

なので、ゴール達成をするには、

情動で決めた 自分で設定
必要なものが見えない 必要なものしか見えない
なりたいものを選ぶ

より適切なチャンスが出てくる →

本当の夢を探すことができる


そして、ゴール達成は、
努力しないとできないと
勘違いしていますが、
努力は必要ないのです。

これは、ホメオスタシスという
恒常性維持機能のことで、
外界の環境の変化に対して、
生体を常に安定した状態に
保とうとする機能です。

この機能が働くから変化をしても時間が経てば、
戻ってしまいます。

このことをコンフォートゾーンといいます。
コンフォートゾーンとは

  • 肉体的・心理的
    気軽にしていられる領域
  • そこに留まりたいと思う領域
  • 過去の情動による
    快適さによって作られた領域

快適な領域に行こうとしますので、
コンフォートゾーンを
ゴール側から設定していきます。

それで、ホメオスタシス
勝手に思ったところに
連れて行ってくれます。

本物のゴールい出会う2つの条件

    • 叶いそうにない夢であること
    • 現状の延長線上にある
      ゴールには意味がありません。

 

      それは、現状のままでいた場合は、
      抜本的な変更がない限り
      必ず起きる可能性のある

 

      現状の中にゴールを置くと
      新しいが見えてこなくなってしまいます。

 

      なので、現状の外側にゴールを持つと
      達成がしたり・できなかったが
      確定したら新しいゴールを常に見えてきます。

 

    • want toであること
    • 本当に欲しないとゴールに移行できません。
      それは過去の情動記憶の
      縛りに勝つほどの欲求が必要です。

 

      そうすると、
      まわりのあるもの全てが
      ゴール達成に対して
      調和している人生になります。

 

      そうなると、
      ねばならないが一つもなく、
      24時間楽しい状態が
      継続されている状態になります。
have to want to
現状に自我があり暗い世界に縛られ続ける ゴール側に自分があるので、幸せな未来に導く

 

ゴール設定の注意点2つ

      • 過去の自分に囚われない
      • 時間は

 

      未来から過去に流れているのに
      過去の自分を考えて
      ゴールを設定してはいけません。

 

      なので、
      同じ体験をしても
      現在の状況によって
      過去の解釈が変わってきます。

 

    • 夢を人に話す
    • 人に夢を語ると
      大半は否定的なことを
      言ってくるドリームキラーが現れます。

 

      彼らは、人の夢を無意識で壊して、
      自分のコンフォートゾーンに
      ひきづり込もうとします。

 

      なので、自己評価を下げる
      批判的な意見に
    されないように注意が必要です。

ゴールを体験し、
過去の情動記憶に勝る

情報処理能力が意外と低いです。

それは、脳で使われるのは
全体の1%くらいしか
使っていないからです。

なぜなら、人間は、
脳だけが進化しすぎました。

その情報からえる認識は、
見たような気になっていますが、
実は何も見ていないのです。

意識した、
重要なところしか
認識しようとしていません。


これも、
評価関数が決めていることで、
自分の世界、
自分にとって重要なことの
記憶だけで成り立つようにしています。

世界には2種類存在しています。

世界 現実 記憶
  眼鏡に映ったものを情報処理してみる 脳に記憶された情報を処理してみる

このように、別れますが、
実際には、
記憶と現実には全く差がありません。

差があるように思うのは
差があると思い込んでいるだけです。

思い込み取り除く方法

    • 退行催眠
    • 見ている世界は
      物理リアリティと同じです。

 

      本当に過去の世界に
      いるかのように体験できます。

 

      記憶を再合成すると
      本物の体験と同じくらい
      リアルな体験が作られていきます。

 

    • 洗脳
    • 情報が遅延している間に
      情報を書き換える習性があります。

 

      これを行うと
      固定概念が外れた状態になります。

 

    • 抽象化
    • 経験を積むことによって
      抽象度が上がっていきます。

 

      実体験だけでなく、
      バーチャルな体験をすると
      実体験を補填してくれます。

 

ゴール体験するトレーニン

自分で設定したあと、
ゴールをリアルにするものです。

ゴールをリアルに感じる世界は
自分が望んだ世界になります。

これは、記憶の合成を
作り上げてることになります。

なので、思い浮かべるもの全ては
記憶から出てくることで、
記憶にないものは
イメージできない

ようになっています。

リアルにイメージできないと
ゴールは達成できないので、
ゴールを達成した感覚を
イメージすることが重要です。

人間は目に見えている
一部を世界の全てだと思っています。

これは、自分が何を重要に思うかに
よってフォーカスしているからです。

認識する方向性と焦点を定めると
よりゴールを意識することができます。

定める3つの方法

    • 徹底的にリラックスする
    • 体が緊張すると
      抽象的な思考ができなくなります。

 

      リラックスすることで、
      これから起こることが
      予想できたるので、生産性が上がります。

 

    • 成功体験を思い出す
    • 嬉しい、楽しい、気持ちいい、
      誇らしい、かっこいいと
      感じた記憶を使っていきます。

 

      また、失敗体験も思い出すことで、
      苦い体験も自己肯定になります。

 

    • 体験を貼り付ける
    • ゴールの抽象度が高いと
      イメージし辛いので、
      自分があるべき姿を
      思い浮かべていきます。

 

      アンカーとなる体験を貼り付け、
      みのまわりにあるもので、
      トリガーとして発揮していきます。



です。

まとめ

子どもは現状がないから
ゴールは何でもいいから
夢を持てばいいですが、
大人になると現状が
確定してくるから
現状の中でしか
ゴールを決められません。

なので、現状を維持したままでは、
絶対にゴールを達成できません。

人間はホメオスタシスによって、
コンフォートゾーンに戻ってくるので、
勝手に動くホメオスタシスを利用して、
自分が望むゴールから
コンフォートゾーンを設定すると
ゴールに向かって戻って行くことが可能です。

自分の心が変わってから
外がわが変わって行き、
見えなかったものが見えてくるのは、
見えている世界が変わったということです。

自分の内部イメージを
周りの人に共有してもらうために、
嬉しい・楽しい・気持ちいい
の感情を利用することで、
自分の世界を魅力的に感じてもらえます。

世界を変えるのは、
頑張るよりもやりたいかが大切です。

日本人の大好きな
努力・根性でhave toを
してからじゃないと
want to から初めなくていい

 

 

「1日10分」で脳が生まれ変わる (East Press Business)

「1日10分」で脳が生まれ変わる (East Press Business)

  • 作者:苫米地英人
  • 発売日: 2009/03/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)