たそ図書館

読書は好きですか

スキマ時間を浪費に使うか投資に使うか

 

今回紹介する本は
樺沢紫苑著
読んだら忘れない読書術

読んだら忘れない読書術【電子書籍】[ 樺沢紫苑 ]

今回の本から
得れたこと

・本の正しい読み方
・読書を趣味で終わらせずに知識として、
自己成長に繋げるやり方
・自分のレベルに合わせて本を選び
良書に触れる機会を増やす方法

【目次】

3つの基本
2つのキーワード

読書によって
得られること

本は、
知識を得ることができるツールの一つです。

しかし、最近だと
ネットで情報を得る機会が増えています。

ですが、ネットニュースの情報は
断片的に切り取れた情報なので、
体系化していないものばかりです。

そのため一部分の情報を
得ることはできても全体像は掴めません。

そこで、情報と知識の違いを分けてみると

情報 知識
古くなっていくもの 古くならないもの
事実、結果、事象 積み重ねたエッセンス


知識とは、文字情報なだけでなく、
実践可能、応用可能で
行動に繋がことができるもので、
風化されることのないものを指します。

 

また、
情報を分析、
整理、
体系化しているので、
自分で1から学ぶより効率的

にできます。

そして、人生には
5つ大切なことがあります。

  • お金
  • 情報・知識
  • 人との繋がり
  • 健康
  • 時間

この中で1番大切なものは 時間です。

時間の余裕があれば幸福に近づきます。

例えば、
仕事術やライフスタイルなどの本を読んで、
生活している上で
時間を使ってしまうことがあれば、
本1冊に書かれている知識で、
短縮することが出来るようになります。

なので、本には、
他人の体験が書かれているので、
成功事例と失敗事例を学ぶことができます。

そのため、
無駄な試行錯誤を省略
できます。

こうして、学びを得ることで、
仕事力がみについていきます。
何より、仕事のできる人は
常に準備が出来ています。

それは、
良質なインプットを行い、
良質なアウトプットで、
自己成長を加速している
からです。

すなわち読書量を増やすことで
インプットしていきます。

インプットすることで、
文章力も成長していきます。

それは、インプットで入れた知識によって
語彙力が高まり、
自分の考えを文章で
的確に表現できるようになるからです。

これからは、
SNSやチャットなどでの
コミュニケーションで、
周囲と上手にコミニケーションが
取れるようになります。

そのため仕事で成功している人は、
成功していきます。

日本人の読書量を見てみる(P10参考)と
1ヶ月で

読まない 47.3%
1,2冊 37.6%
3,4冊 8.6%
5,6冊 3,2%
7冊 3,2%

と、半分近くの人は、
1月に1冊も読んでいないのです。

そして、社会的成功をしたいのであれば、
共感力が重要となり、
共感したことを共有するために
言語能力が高くなければいけません。

そのため、効率的に情報や知識を
インプットしていくためにも
読書は必須事項になっていきます。

収入は読書量と比例するので、
年収が高い人ほど
読書量が多い傾向にあります。

こうゆうと
お金に余裕があるから
本をたくさん買えると
思われがちですが、
成功する前から
読書を習慣にしている人がほとんどです。

なので、一時大金を得ても
そのあとの
使い方、管理、運用などが分からず、
読書習慣がない人は
継続して金持ちにはなりにくいです。
簡単に成功のルートを
他人の経験という形で
予習できるのに本を読まない人は
我流になってしまうから
何通りの中から
失敗のルートを選んで

しまいます。

また、脳の活性化する効果もあります。

クイズ番組を見ていると頭の良さは、
生まれつきのもので、
大人になったら成長しないものだと
思われがちですが、
脳の活性は、
20歳を超えても成長し続けます。

幾つになっても
レーニングすれば
活性化するし
使わないと鈍化

していきます。

しかもストレス社会の今、
ストレス緩和の効果を得ることもできます。

それは、人間の悩みは
共通していることが多いので、
大半の問題・悩み事は解決できるからです。

ストレスは、
どうしたらいいかわかない時ほど
強くなっていきます。

なので、解決法を知ると
不安やストレスは
軽減されるようになっています。

何より不安とは、
扁桃体へんとうたい の興奮 によって引き起こされます。

対策として、
言語情報を使うと興奮が抑制され
ネガティブな感情が静まり
気分が改善され
決断力が高まります。

小さい頃に
”痛いの痛いの飛んでけ”を
やった経験があると思いますが、
これは、痛みを軽減する暗示と
言語情報の流入による
不安の除去をしてるので、
やったあとは、
安心できたということです。

3つの基本

根幹にもつのは、
・記憶の残し方
・効率的に読書する
・速読より深読を意識する
ことです。

    • 記憶に残し方
    • 人の脳は、

 

      入力された情報をほとんど

 

      忘れるようにできています。



      そのため重要な情報以外は忘れています。



      この重要な情報の基準とは、

 

      • 何度も利用される情報
      • 心が動いた出来事
      です。



      記憶は、海馬に仮保存されるますが、

 

      仮保存期間1,2週間程度です。



      ですが、2,3度引出されると

 

      重要な情報と認識するので、

 

      長期間の記憶になります。



      また、喜怒哀楽など

 

      激しい情動の変化がともなう出来事には、

 

      記憶力を増強する脳内物質が分泌します。

 

      一例として
物質 効能
アドレナリン
ノルアドレナリン
不安、恐怖にともなって分泌
ドーパミン ワクワクした時に分泌
エンドルフィン 全身で喜びを表現したい
最高の幸福感に包まれた時に分泌
オキシトシン 愛情やスキンシップに関連して分泌

 

    • 効率的に読書をする
    • スキマ時間の合計は

 

      1日2時間ほどあって、

 

      これは、起きてる時間の

 

      10%に匹敵します。



 

      別なことで時間を使ってしまいます。



      なので、読書時間の優先順位を上げると

 

      読書時間の確保することができます。



      また、目標を決めることで、

 

      緊迫感が出て

 

      集中力が高まり

 

      より読書をしようとします。



    • 速読より深読を意識する
    • 読書の質とは、

 

      気づきを得られるかということなのに、

 

      早く読むことを

 

      意識している人が多くいます。



      内容を説明できるほど

 

      インプットがなければ、

 

      自分の行動に

 

      影響を及ばすことはできません。



      議論できる水準に

 

      どれだけ持っていけるかが

 

    大切になっていきます。

2つのキーワード

意識するのは、
アウトプットとスキマ時間です。

アウトプットするには4つの手段あります。

  • 深く記憶に残す
  • 複数の切り口で人に勧める
  • 気づきを共有する
  • 情報を搾り尽くす

があります。

やり方として、
読みながら
気づきやひらめきを書き込んで
マーキングしていきます。

字を読むのと
文字を書くのに
使う領域が違うので、
脳の活性化になっていきます。

また、複数の切り口で
人に勧めることで、
複数の視点で
本を読むことができるので、
深く読み込む能力が養われます。

そして、シェアすることで、
本の内容を思い出す
作業が頭の中で行われます。

この際に注意するのは、
当日に書かずに
日を開けて書くことです。

当日に書くと
客観性・冷静な観察が
存在していないので、
感情に引っ張られてしまいます。

最後に絞り尽くすことで、
何倍の知識・気づきを得られます。

搾り出す能力がアップすると
アウトプット前提でインプットするので、
アウトプットのプレッシャーを感じ
気づけなかったことに
気づくことができるようになります。

制限時間を決めることで、
集中力がアップすることを利用します。

そして、15分を活用していきます。

15分 高い集中力が維持できる限界
45分 集中力が維持できる限界
休めば90分も可能

これにより、
連続読書より効果が得られます。

また、睡眠の力を借りる方法もあります。

寝る前は記憶を最大化できますし、
睡眠にも入りやすいです。

なので、寝る前にスマホの光を見たり、
喜怒哀楽を刺激すると
睡眠に入る時間を遅らせるたり
睡眠の質を低下するので控えましょう。

何より寝ている間というのは、
新しいインプットをしないので、
記憶の衝突が起きないので、
頭の中の整理が進見ます。

本を選ぶ方法

まず、
今のステージにあった
本を読むことを意識します。

情報も知識も必要なものを
集め吸収すべきですが、
多くの人は、
初心者の時点から応用を学びたがります。

しかし成長のための栄養にはなりません。

そして、この時意識するのは、
守破離です。

自分がどの学びのステージにいるか
考えることによって、
今必要な本が明らかになっていき、
本当に必要な本を選ぶことができます。

しかし知識レベルに
合わない本を選んでしまうと
気づきや学びが得られないだでなく、
時間とお金の無駄になってしまいます。

    ランク 読むべき本
基本を徹底的に真似る 初級 基本本や入門書
やり方を研究し成長する 中級 応用本
自分流のスタイルを築く 上級 ブレイクスルー本

また、年間8万冊発売されているので、
手当たり次第だと
良書に出会う確率は低いでし、
ゼロから選ぶのは大変です。

なので、多くある書籍から

  • なりたい人が書いた本
  • なりたい人が推薦している本
  • 友人、知人が勧める本
  • 書評家の意見を参考にする

こうすることで、
ある程度絞れ決断できますし、
失敗する確率がガクンと低くなります。

自分で選ぶのが
大変だからといって
ベストセラーやランキングを
頼りにすると自分が
読みたくないものを選び、
ストレスになってしまいます。

楽しくが根幹にないと
学びにならないので気をつけしょう。

他にもネットのレビューを
参考にするのもいいです。

メリットとしては、
他の人の興味、購入、履歴評価が
わかるので目星がつきます。

ですが、
必要な本かわからないという
デメリットがあるので、
失敗を恐れる人は
書店で手に取って買うようにしましょう。

知識を深める時には、
レコメンドを活用すると
関連が出ていますので、
自分にとって必要な本が出てくるので、
便利です。

また、読んだ本の
参考文献、引用元、原典を活用すると
重要な情報源になってきます。

数回繰り返すと
知識を網羅できるので深堀できます。

最後は、注意の網を張って、
情報のフィルターを準備しておくのと
膨大なデータベースから
無意識に瞬間的に判断している
直感に信じて従うといいものに出会えます。

実践編

実際に読み進めるには
3つの手順をふんでいけば大丈夫です。

それは、

  • 少し難しいくらいなものを読む
  • 目的地を把握する
  • 知りたい部分を先に読む

です。

難しい本でもゆっくり読めば、
学びが大きいと思うのは間違えです。

なので、能力よりも
少し難しい課題に取り組むことで、
脳が活性化されることはお話しました。

そして、
簡単すぎたり、難しい場合は
ドーパミンは出ないので、
得られるものは少なくなります。

ですが、本の難易度を決めるのは、
本の内容と本を読むスピードです。

内容の難易度は
買った瞬間にきまっていますが、
スピードは自分で調整できます。

また、読むスピードが遅い人は
最初から順に読むことが多いですが、
読むのが速い人は
全体を把握してから読み始めます。

全体を把握することで、
本の目的を設定するができるので、
何を学びたいかを決められられます。

そうすると
速読か深読かを決めることができるので、
その本の活用の仕方を
考えながら読み進められます。

普段の生活も同じで、
いく場所が決まっているのに
家を出てから行き方を
決めることはないと思います。

なので、読み始める前に
ゴールへの最短コースを
事前に調べてから
出発した方が
早く目的地に到着できます。

まして、実用書は
ノウハウについて書かれた本で、
最も重要なのは
方法の部分ですが、
大概は
根拠・裏付け・実例で
ページを占めていることが多いです。

しかし、最初から
一字一句読むように、
洗脳に支配されて
最初から読むようにないます。

手っ取り早く方法にたどり着くには、
一番知りたいことは何かを考え
知りたい部分を先に読む
ことです。

そうすれば、
全体のアウトラインを掴んでいると
論旨が見えてくるので、
結論が書かれていそうな
ところがわかります。

まとめ

現状を変えるために
自分で考えるには限界があります。

人は、経験・体験からでしか
物事を判断することはできません。

なので先人の知恵を借りて、
一生かかっても体験できないことを学び、
人生の選択肢を広げるためにも
読書は必要になっていきます。

そして、読書の最終目標は、
自己成長と行動の変化です。

どんなに読書をしても
行動が変わらないと
現実は変わってきません。

行動を変えるためにも
読んだ内容を説明できることが近道です。

そのためにも
自分のレベルにあった本で
インプットして、
どんな形でもアウトプットして
記憶に定着することで、
知識はついていきます。

・読みながらラインを引いたりメモする
・内容を人に話す、勧める
SNSで感想や気づきをシェアする
・書評を書く
など頻繁にアウトプットすることで、
定着することができます。

買った瞬間が
興味、関心、好奇心が高まり
ドーパミンが一番出ているので、
記憶力も高まっている。

しかし積み本をしたら
その本は読んでも面白くない。

手にした知識は
誰にも汚されることはないからこそ
記憶に残し、貯金していく。

読んだら忘れない読書術【電子書籍】[ 樺沢紫苑 ]
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