たそ図書館

読書は好きですか

本は読みたいところだけ読めばいい

今回紹介する本は
尾藤克之著
頭がいい人の読書術

今回の本から得れたこと

  • 読書は楽しく読まないと意味がない
  • アウトプットしてこそ読書の目的は完結する

こんな人にオススメ

読書をしても
内容が残ってなくて困っている人
読書習慣を作りたい人


【目次】

 

はじめに

本を買って
”さぁ読むぞ”と意気込んでも
途中でやめてしまったり、
”最近読んだ本で面白かったのは?”と
聞かれても
返す言葉がないってことないですか。

私も今まで読んできましたが
全く覚えていない本ばかりです。


それは、読書の大原則である
”好きなように楽しむ読むこと”と
”内容をアウトプットするために読んむ”を
していなかったからです。

そもそも、読書とは、
他人の体験や知識を得ることができるので、
人生を劇的に豊かにできるツールなのです。
では、どうすれば、
読書を楽しく、内容残っていくのか
見ていきましょう。

頭がいい人がやっている読書方とは

世間で言われる読書術について
確認してみましょう。

速読と熟読が
一般的な読書術だと思います。

ですが、
この二つにもメリットはありますが、
これだけでは読書をしたとはいえません。


速読を習得するというのはいいことです。
日本人の平均的な読書スピードは
1分間に500〜800文字 と言われています。

そのため
1分間に読み込めるスピードが上がれば、
必然的に1冊にかける時間は
減り多くの情報に触れることが可能です。


インプットの量で
性能が変わるコンピューターなら
それだけでいいでしょう。

ですが私たちはそうではいけません。


どれだけインプットしても
頭でっかちになってしまいます。

情報をアウトプットできてこそ、
内容が身に付いたと言えます。


また、熟読している時間は
情報の世界に入り込めるので
娯楽として使うにはいいでしょう。
しかし、限られた時間で
読むことは難しいものです。

何より1語ずつ時間をかけて
熟読している間に内容を忘れてしまい、
意味がありません。

インプット方法

なら読書の目的を
どこにおけばいいのでしょう。

それは、
楽しみながら読み、
隠れたテーマに出会うこと

です。

ではどうすれば、
楽しく、
隠れたテーマと出会えるのでしょうか。


楽しく読むには、
気難しく思うことはなく、
ただ著者と共感できる場所を見つけて、
読書の習慣をとり入れるのです。

次に隠れたテーマとは、
ビジネス書や実用書には
一定の共通する点があることに
気づくことです。


また、私たちは
”本を買ったら全部読まなくてはいない”
という洗脳にも近い
強迫概念に囚われています。

ですが、先ほども言いました、
本は楽しむものです。

全部読もうととするから
辛くなって
部屋の片隅に積まれてしまうのです。

最後まで読むのは、
時間の無駄ですし、
より本を嫌いになってしまいます。

何より、ビジネス書や実用書は
キラーコンテツンを
最初に持ってくる

傾向が強いということを
覚えておきましょう。

また、文中よりも
”はじめに”と”おわりに”は
著者の主張が強く
書かれていることが多いので、
全体を理解することができます。


目的が掴めたら読み方ですが、
ページの下3分の1を
隠して読む方法
です。

人間は、
文章を読んでいるのでなく、
1個の集合体として
視覚的に認識して、
単語を予測して読んでいるからです。

他にも理由があります。

上半分に骨組みとなる部分が
含まれていることが多く、
文章の最初を読めば
だいたい結論が見つけることができます。


次に音読をやましょう。

小学校教育で音読は必須でした。

読むことで
音として定着をすることができます。

しかし、
人が聞き取りやすい文字数は
1分間に300〜350文字
です。

単行本1ページの文字数は
およそ600文字です。

なので1ページ読むのに
2分はかかります。

300ページとしたら×2分で
全部読み終わるのに
600分=10時間です。

1日1時間
読書の時間を取ったとしても
10日で1冊ペースです。

読み終わる頃には
最初の方の記憶はないと思います。

精読する必要はないので、
書かれている
半分くらい理解できれば十分です。


この2つを組み合わすと
平均から4〜6割早く読むことが
可能でになります。

ここで重要なのは
本の全てを
理解しようとしないこと

です。

アウトプット方法

内容を頭に残らせるためには、
アウトプットを
念頭に考えて
読書をすると効率的です。

読解力や理解力が低いと
内容が理解できないので
アウトプットもできません。

アウトプットできない本は
読んだことにはならない
ので注意しましょう。

なぜ理解力に差が生まれてしまうのうか。

これは

  • そもそもの読書スキルが確立されていない
  • 読む本が理解力を上回ってる
  • 選んだ本のクオリティが低い

ことが理由です。

スキルがなく読書をしても
文字を読むことになりますし、
小学生がいきなり
東大の問題を解くようなものですし、
プロの選手に
体の使い方を教えるようなものです。


そのためアウトプットとは
情報発信であり行動するということです。

本からの情報を
行動に移さない限り
現実的な変化は起こりません。


アウトプットする3つのメリットがあります。

  • コミュニケーションの能力が上がる
  • 情報が整理しやすくなる
  • 整理することでアクセスできる

情報を理解するには、
十分に咀嚼しないと
自分なりに解釈ができません。

自分の言葉に変換して
初めてアウトプットできたと
言えるかもしれません。


多くのビジネス書、実用書は
300ページ前後のうち
重要な部分は2割くらいです。

必要な情報だけ抜け出せれば、
言わんとすることが
見つかりやすくなります。

また、電子書籍クラウドを使えば、
まとめた情報をすぐに
拾うことができるので
復習にもなります。

まとめ

本を読むときは
全部読まないといけないと
洗脳されてきました。

ですが、
2割程度しか要点は書かれていません。


買って失敗しないためにも
自分の理解力を
把握しておくことは大切です。

低いと知ってることでつまらなし、
高いと難しくて読まなくなります。

そのためにも
”はじめに”、”おわりに”で
主張は何かを見つけ、
1章を読んで
レベルの把握をすると
見つけやすくなるかもしれません。


結局つまらなかったものは、
縁がなかったと
開き直って次へいきましょう。

そのためにも
読書スピードを早くして、
良質な本を見つけて行きたいと思います。


尾藤克之著
頭がいい人の読書術
でした